日本語入力スキルの向上と学習
文部科学省が令和6年4月に公表した「教育DXに係るKPI」では、児童生徒の情報活用能力の指標の一つとして「キーボードによる日本語入力スキル」が設定されています。小学生は40字/分、中学生は60字/分を目標としていますが、調査結果では多くの児童生徒が目標に届いていないのが現状です。
デジタル機器の活用が進む教育現場において、キーボードによる日本語入力スキルは学習効率を高める基礎能力として欠かせません。本ページでは、日本語入力スキルの現状や課題、さらに効果的な学習方法についてわかりやすく解説します。教育現場ですぐに活用できるポイントもあわせて紹介します。

キーボードによる日本語入力スキルの指標
日本語入力スキルの指標は、1分間に入力できる文字数で示されます。令和8年の目標は、小学生40字、中学生60字です。

令和4年の調査に使われた問題のサンプル。平仮名、片仮名、漢字、アルファベットなどの組み合わせで出題されています。
1分間あたりの入力文字数の分布
令和4年の文字入力調査の結果です。横軸は入力できた文字数、縦軸はできた人の割合(%)です。
中学2年生の平均は23.0字、小学5年生の平均は15.8字です。小学5年生で目標の40字以上を達成したのは2.3%とごくわずかで、指標達成には多くの課題があります。


CBT記述式問題と日本語入力
令和3年度の全国学力・学習状況調査の中学国語CBT記述式問題です。「なお、」に続いて問題に沿ったメールの続きを入力します。
全国学力調査や大学入試センターのCBT記述式では、日本語入力システムを使って日本文を入力します。
文字入力に必要な学習内容
調査の結果、文字入力に必要な学習内容が6つ示されました。この6つは次の2つにまとめることができます。
- 基本を守った操作の学習
- 日本語入力システムを使う学習
「Gold Finger School クラウド」は、この必要な項目すべてを学習できます。
基本を守った操作の学習
「基本を守った操作の学習」の例です。キーの位置、押す指、ホームポジションに残す指がひと目でわかります。ホームポジションに指を置いたまま練習することで、正しい指使いで正確にタイピングできることを示しています。
他のキー操作の表示例を見て比較してみましょう。
Aは問題だけが表示されるため、指の動かし方が分かりません。
Bもどの指をどのように動かせばよいか分かりません。
Cは動かす指は分かりますが、ホームポジションからどう動かすかが分かりません。
Dはキーの位置、押す指、残す指が分かるため、ホームポジションからの動きが理解できます。
日本語入力システムを使う学習
「日本語入力システムを使う学習」の例です。問題文と同じ文を日本語入力システムを使って入力します。変換、確定、改行などの操作を練習します。
文章練習の結果は、問題文と入力内容を比較して自動で採点。この機能は日本語入力システムの学習に不可欠ですが、多くのタイピングソフトにはありません。
他の日本語入力の学習例を見て比較してみましょう。
見かけ上は日本語入力を行っているソフトの例です。かな漢字変換やスペースキーによる変換候補の選択、Enterキーによる確定など、日本語入力システムの一連の操作を練習する内容になっていません。
タイピングソフト機能比較
タイピングソフトの機能を比較すると、「Gold Finger School クラウド」が「キーボードによる日本語入力スキル」の指標達成に大きく貢献できる可能性があることが分かります。
Gold Finger School クラウドの学習内容
本システムの「タイピング基礎」では、ホームポジションに指を置き、日本語入力システムの練習を行います。基礎に続く「文章練習」では、日本語入力システムを使いこなし、入力できる文字数を増やす練習を行います。豊富な日本文を使って、日本語入力システムを実践的に練習できるのは「Gold Finger School クラウド」だけです。