文字の正しい入力方法
日本ビーコム:ローマ字入力の「タイピング・メソッド」を動画で解説しています
① 打ち方のめあて
正しい指の使い方と手の位置を覚えるためのガイドです。タイピング練習をする際に、この目安を参考にして、スムーズにキーを押せるようになりましょう。
② 正しい姿勢・手の置き方
タイピングするときは、正しい姿勢、キーボードへの正しい手の置き方があります。練習する前にこれらを覚えて守りましょう。
③ タイピング練習の紹介
タイピング練習は7つに分かれています。 指ならし練習やローマ字50音順、変換練習、半角入力練習、文章練習など練習内容を紹介します。
④ ホームポジションの練習
ホームポジションとは、タイピングで指を置く基本の位置のことです。 この位置を正しく覚えることで、効率よくタイピングができるようになります。
⑤ 人差し指の練習
人差し指は、たくさんのキーを担当しているので、動きに慣れることで、スムーズなタイピングができるようになります。
⑥ 中指、薬指、小指の練習
中指・薬指・小指は、担当するキーが少ない反面、動かしにくい指なので、しっかり練習することで効率的なタイピングが身につきます。
⑦「あいうえお」の基礎練習
タイピングの基礎として、ひらがなの入力に慣れることはとても重要です。 「あいうえお」の練習を通じて、キー配置と指の動きを覚えましょう。
⑧「あいうえお」の実践練習
指の動きに慣れたら、実際に本文を入力してみましょう。
⑨「かさたな~」の練習
「かさたな~」の練習を通じて、ひらがなを打つときのキー配置と指の動きを覚えましょう。
⑩ 特別な文字のタイピング
特別な文字を打つときは、決まったルールがあります。「ヴ」は「V」をつけて、「っ」は同じローマ字を2回打ちます。小さい文字は「L」をつけて打ちます。
⑪ 漢字変換の練習
パソコンでひらがなを漢字に変えること を「変換」 といいます。 この練習では、ひらがなを打って、漢字に変換する練習をします。
⑫ カタカナや数値などの変換練習
ひらがなから漢字だけでなく、カタカナ、数値、記号の変換もします。文章を変換するときは文節ごとに区切って変換します。
⑬ 文章基礎練習
日本語のルールを知ると、上手に打てるようになります。文を分けて区切るときに使う「、」「。」の打ちかたやよく使う言葉、まちがえやすい言葉など覚えます。
⑭ 文章練習
レベル1から始めて、長い文章を打つのに慣れましょう。1問につき10分以内に打つことを目標にしましょう。
⑮ 半角入力練習
英文やプログラムの入力を練習します。シフトキーや数字キー、記号キーを使います。
タッチタイピングの方法
タッチタイピングの原理について詳しく説明します。
タッチタイピングとは、キーボードを見ずに入力してるディスプレイ画面を見ながら文字を入力することです。
まずキーボードを見てください。

アルファベットが一見バラバラに配置されています。これにも理由があります
弊社ではローマ字で入力することを奨励しています。
さて手元を見ずに打つにはどうすればいいでしょうか?
キーボードを見ながら打つのはサイトタイピングと呼ばれます。我流でキー入力を行うと、初めはキーの場所がわからなくて、四苦八苦しますが、慣れるとキーの配置を覚えて、とりあえず入力出来るようになります。
でもこの時、キーを押すのは人差し指、中指が主に担当となります。少ない指で全てのキー入力を受け持つことになります。

このままでは、手元を見ずに打つことはできません。人差し指、中指の担当するキーが多く、また移動する距離があるので、とても指に覚え込ますことができないからです。
そこでキーボードを見ずに打つには、
「常に基準位置に指を置き、同じキーを打つには、決まった方向に指を動かす。」
そうすれば、押したいキーと指の動作が1パターンになるのでキーボードを見ずに打てるようになります。
基準位置をホームポジションと呼びます。
基本位置は、ホームポジションと呼ばれ、キーボードの中央の位置になります。
どのキーへも、ホームポジションから少ない距離で入力できる位置です。
具体的には、左手ASDF 右手JKL;の位置です。(黄色に色分けされたキー)
キーボードの中段の位置なので上にも下にも基準位置から少ない距離で打てるわけです。
キーボードには FキーとJキーに小さな突起が出ていて途中見なくても位置を確認できるようになっています。

この基準位置に指を置いてそれぞれの指の担当を決めれば、全てのキー(ローマ字入力で必要な)はキーボードを見ずに入力できるようになります。
ホームポジションであいうえおを入力してみましょう。
ホームポジションから「あいうえお」は比較的簡単ですね。
※薬指は難しいかもしれません。
打ったら必ずホームポジションに戻す
次は「かきくけこ」を続けて押してみましょう。
か(KA)
K:右手中指をホームポジションから真下に押します。
【指の位置】

【押す位置】
A:左手小指をホームポジションから真下に押します。
【指の位置】

【押す位置】
き(KI)
K:右手中指をホームポジションから真下に押します。
【指の位置】

【押す位置】
I:右手中指を一段上に動かして押します。
【指の位置】

【押す位置】
く(KU)で起こる問題
く(KU)
Kは本来、ホームポジションから真下に押すキーです。
しかし、直前の「き(KI)」で中指は Iの位置(上段) にあるため、「Iの位置から下げてKを打つ」という動きが必要です。
【指の位置】

【押す位置】
ここで問題なのは、同じKキーを打つのに、「1.ホームポジションから真下に押す」と「2.Iの位置から下げて打つ場合」の2パターンが生まれることです。すると脳は、「今どっちの動きだっけ?」と一瞬迷います。この“わずかな迷い”が、タイピングスピード低下の原因になります。
パターン1
【指の位置】

【押す位置】
パターン2
【指の位置】

【押す位置】
解決方法
答えはシンプルです。
Iを押したら、必ずホームポジション(Kの位置)に戻す。
ホームポジションは「初期位置リセット装置」です。毎回ここに戻すことで、指のスタート地点が固定され、動きが1パターンになります。これは、野球やテニスの「構え」と同じです。毎回正しい構えに戻るからこそ、動作が安定し、速く正確になります。
【指の位置】

ホームポジションに戻す

【押す位置】
「キーを打ったら、必ずホームポジションに戻す」これはどの指・どのキーでも同じです。上級者になると、完全に毎回戻るわけではなく、流れの中で最短経路になることもあります。でもそれは、正しい基礎が身についてから自然に起こる現象 です。初心者〜中級者は毎回戻す方が圧倒的に効率的です。
重要なのは1回1回ホームポジションに戻る事なのです。
毎回ホームポジションに戻すと毎回 同じキーは同じ指の動きで押す事ができます。
これが重要です。
打ちたいキーと指の動きを対に、1パターンで覚えるのです。
さてこのパターンはいくつ必要でしょうか。
ローマ字入力に必要なアルファベットは決まっています。
例えばQ、C、Xは使いません。
人差し指は動きやすい指なので左手で5つ分担します。

「R,T,G,B,V」
人差し指は動きやすい指なので右手で5つ分担します。

「U,Y,H,N,M」
中指、薬指、小指が担当するキーは、左手右手ともに1つずつです。

「Z,W,E U,I,O」
繰り返しこの16の手の型を覚える事なのです。
ホームポジションで7パターン、それ以外で16パターン。23パターンを指で覚えればタッチタイピングは完成です。ローマ字入力の場合、母音の頻度が高いので「あいうえお」ができれば約半分ができたことになります。
早く上達するには、ゆっくり手の型を覚えることです。
例えば空手の型を覚える時も、最初はゆっくりていねいに指導します。
正しい型を時間をかけて身体に覚え込ますためです。
それと同様に、手の型を、ゆっくりでいいですから何度も確認しながら覚え込みます。
この時、慌てず何度も正確な手の型を繰り返すのがコツです
最初からスピードを重視すると、型が固まっていないのに進んでしまい、結果的に習得に時間かかります。
「ゆっくり確実に出来なければ、早くしてもできません。型を指に覚え込ますことで身につきます。」

市販のソフトやフリーソフトでは、入力スピードを強調する傾向が多いため、
速く入力することに意識が集中してしまい、指の動かし方への意識が疎かになります。
その結果、タイピングの技術が定着しにくくなります。
弊社のタイピングソフトは、この手の型をキーボード上に透かして表示しています。これを手本にすると16の型は覚えやすくなっています。
文字の正しい入力方法について
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社団法人日本タイピング協会(JTA) https://www.japan-typing.jp/
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