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利用にあたっては、下記の正しい文字入力のコツと指導の手引でシステムの概要をご覧ください。
【動画リンク】正しい文字入力のコツ
【DLリンク】スタートアップガイド 指導の手引
1人1台端末のICT整備が進み、Society5.0時代の新しい学びへの取り組みが始まりました。
情報活用能力の基礎として健康に配慮した「正しい文字入力」が重視され準備されたICT端末はパソコンやタブレットで、画面タッチでなくキーボードで正しい入力方法を学びます。
正しい入力方法 は 「目の健康に良い操作」です。
ノートや鉛筆のように使うため、目の健康への配慮が必要と文科省は、教育委員会を通じて学校へ次の指示をしました。
「ICTの活用に当たっての児童生徒の目の健康などに関する配慮事項」
学校における1人1台端末の本格的な運用が始まり、(中略)学校や家庭におけるICTの使用機会が広がることを踏まえ、「ICTの活用に当たっての児童生徒の目の健康などに関する配慮事項」を参照しつつ、視力や姿勢、睡眠への影響など、児童生徒の健康に配慮すること。
キーボード入力で目の健康へ配慮した姿勢で気をつけることは以下の4点です。
上の手引に続き、 令和2年6月に 小学校低学年、小学校中学年、小学校高学年、中学校修了段階、高等学校修了段階での文字入力の育成(例)としての目標が示されました。
その内容を図示すると次のようになります。
発達段階に応じて
小学1年、2年生は、電源の入れ方など基本的操作
<正しい指使いでの文字>を身につけるために大切なことは、まず、ゆっくりでも手元を見ずにローマ字入力できるようになることです。
基礎を身につけ、手元を見ずに入力を続ければ、入力スピードは自然に速くなります。
書き方の練習と同じです。
キーボード入力で手の置き方に気をつけることは以下の3点です。
◎指はキーに軽く触れます。
◎指はキーの上に立てます。
◎たまごをつつむように手のひらをまるくします。
手を構えるときは手首を軽く支えて練習します。
パームレストとして、板や本を使う方法もあります。写真では、板を使っています。
※パームレストとは、デスクとキーボードの高低差をなくす『段差』の役割を果たし、手首、腕への負担を和らげる他、腱鞘炎予防にもつながります。
指の定位置は、下図のように「ASDF JKL;」のキーに軽く触れて構えます。
日本語(外来語を含む)は、アルファベット21字と「-」の22でC F J Q X の5字は使いません。はじめは、まず22のキーを攻略します。
FとJは動きやすい人差指で押すキーなので練習が進んでから練習します。
FとJはホームポジションにありFは、ふ、ふぁ などに、Jは、じ、じゃ、じゅ、じょ に使え打ち易いので基礎が出来たら練習します。
FとJを入れるとローマ字入力に使うキーの数は 22 + 2 ⇒ 24字 です。
24のキーはホームポジションの7つと指を動かして押すキーの16つに分けられます。
<ホームポジション>
ローマ字に必要な23字のうち「ASDF JKL」の7つのキーは、 ホームポジションに置いたその位置で打つことができます。
<指を動かして押すキー>
指を動かして押すキーはホームポジションの「ASDF JKL;」の隣にある16つのキーです。
<ひとさしゆびの練習>
ひとさしゆびは、ひだり手で5つ、みぎ手で5つ、10のキーをおします。
こゆびは、キーボードからはなさないようにします。
<なかゆびの練習>
なかゆびは、ひだり手で1つ、みぎ手で1つ、2つのキーをおします。
こゆびは、キーボードから、はなさないようにします。
<くすりゆびの練習>
くすりゆびは、ひだり手で1つ、みぎ手で1つ、2つのキーをおします。
ひとさしゆびは、キーボードから、はなさないようにします。
<こゆびの練習>
こゆびは、ひだり手で1つ、みぎ手で1つ、2つのキーをおします。
ひとさしゆびは、キーボードから、はなさないようにします。
キーを押したら素早く元に戻すため、押す指以外の指は出来るだけホームポジションに残します。
すると押す指、残す指で手の型が決まります。キーを押したら指はホームポジションへ戻します。
指を出来るだけ残すこと、指を戻しホームポジションから動かすことには様々な長所があります。
●ホームポジションに指が残っているので
⇒迷わず指を戻すことができる。
⇒素早く指を戻すことができる。
⇒素早く指を戻すので、次の操作が速くできる。
●ホームポジションから指を動かすので、
⇒いつもホームポジションから型への動きになる。
⇒指が同じ動きをする確率も高くなる。
⇒手と指が同じ動きを繰り返すので、自然に指が覚える。
練習では手と指の手本が示されるので、手本の通り指を動かします。
手元を見ない練習の感覚をつかむため、キーボードの手元は必ず見ないようにしましょう。
1) 正しい手本を画面に表示します。
表示された手本を見てキーを押します。
2) 文字の正確な入力のための自動採点機能
入力した文の誤りを自動で採点します。誤りと速さが分かります。
「くれる」が「こえる」となっています。 誤字 2です。「文は、ことばの」の「、」が抜けています。脱字:1字、速さ:84字/分、正解率:94.0%と結果をすぐ知ることができます。
3)基礎の習得から、豊富な文章練習の問題まで充実のシステムです。
Gold Finger School クラウドのカリキュラムは大まかにタイピング基礎→文章練習の2つに分けられます。
「タイピング基礎」ではタイピングの基礎トレー二ングができます。
最初にタイピング練習をする際はここから始めましょう。基礎トレーニングの項目は5つに区分されています。目標は、ゆっくりでも手元を見ずにローマ字入力できることです。
手元を見ずに入力を続ければ、入力スピードは速くなります。書き方の練習と同じです。
最初はタイピングするときの正しい姿勢、キーボードに手の置き方、指の構え方(ホームポジション)、動かし方を学びます。
ローマ字入力で50音を入力する練習をします。「が」「ぱ」といった濁音や撥音、「きゃ」「ちゃ」といった拗音、その他に「ヴ」「ぁ」「っか」「っきゃ」「ー」などをつかい、「きっぷ」「はっぱ」「しゅっちょう」「ろーまじ」などの文字入力の練習をします。
入力したひらがなを漢字、カタカナ、数値、記号へ変換する練習をします。
あわせて文の区切り(文節)を考えた入力方法を練習します。
文章に出てくる「、」や「。」の入力や、文章でよく使う言葉、かなづかいなどの入力練習をします。
ローマ字入力で使わない「CFJQX」も加えて、アルファベットの入力練習をします。
表示された指の形にならって文字を入力していきます。手本を表示するので迷わず操作できます。練習の最初から手元は見ないようにして下さい。
評価は正しさが95点以上で「優」、80点以上で「良」、60点以上で「可」、60点未満で「がんばりましょう」になります。
問題文を見て入力欄に入力します。「A」が「あ」に、「U」が「う」になる体験をします。
KA、KI、KU、KE,KO が か、き、く、け、こ になる達成感で次の練習への意欲が湧いてきます。ローマ字入力を身につける効率の良い方法です。
「採点する」を押すと自動で採点し 誤りをチェックします。正確さと速さが表示されます。
タイピングの正解、誤字、余字、脱字、削除回数、入力時間、入力速度、正解率が表示されます。評価はポイントが95点以上で「優」、80点以上で「良」、60点以上で「可」、60点未満で「がんばりましょう」になります。
タイピング基礎画面の成績から記録の詳細を確認することもできます。
タイピング基礎をマスターすれば文章練習のステップへ進みます。
文章練習画面の成績から記録の詳細を確認することもできます。